はじめに
こんにちは。外資系研究用試薬メーカーで働いているうさえです。
今回は、外資系転職エージェントのロバート・ウォルターズで転職の面談をしてきた時のことをまとめました。
転職エージェントを使ったことがないと、面談はどういう流れになっているんだろうとか、 外資系の転職エージェントってどんな感じなんだろう、と不安なことがありますよね。 でも、事前にこの記事を読んで心の準備をしておけば、きっと大丈夫ですよ。
なお、面談に行ってきたのは数年前のことです。今は新型コロナウイルスの影響で、もしかしたらオンライン面談などになっているかもしれませんので、予めご了承ください。
ロバート・ウォルターズとは
聞いたことがある方も多いと思いますが、ロバート・ウォルターズは外資系の転職エージェントです。
イギリスのロンドンで設立され、世界の主要都市にオフィスがあります。日本国内では東京と大阪にオフィスがあり、20年以上営業を続けているそうです。
外資系・日系グローバル企業におけるグローバル人材の転職・採用支援を行なっています。取り扱っている業種と職種はライフサイエンスや医薬系だけでなく、ITや金融、人事、サプライチェーン、など多岐に渡っています。
ロバート・ウォルターズはこんな人にお勧め
転職の際にロバート・ウォルターズを使うのがお勧めな人は次のようなタイプです。
英語でのコミュニケーションに抵抗がない人
外資系企業で働きたい人
反対に、やめておいたほうがいいのは次のような人。登録しても紹介してもらえる求人が少ないかもしれません。
英語が苦手な人
転職相談 ステップ1 職務経歴書か英文履歴書を準備しよう
オンラインから転職相談の申し込みをするのですが、その際に職務経歴書または英文履歴書が必要です。事前に作成しておきましょう。
英文履歴書の書き方がよくわからない、という方は、ロバート・ウォルターズのウェブサイトに次のような書き方の解説があるので参考にすると良いのではないでしょうか。無料テンプレート付きです。
転職相談 ステップ2 応募フォームから申し込む
書類の準備ができたら、早速ウェブサイトで申し込みましょう。
トップページの「外資系・日系グローバル企業への転職を相談」(A)をクリックするか、上部メニューバーの「お問い合わせ」から「転職相談」をクリックします(B)。
あるいは、こちらからすぐに応募フォームページへ移動できます。次の画面で、「応募フォームはこちら」をクリックします。
職務経歴書送信という画面が表示されるので、必要事項を記入します。また、職務経歴書または英文履歴書をここで添付します。
これで申し込み完了です。
転職相談 ステップ3 担当コンサルタントから連絡が来る
送付した職務経歴書などの内容を確認し、紹介できそうな求人がある場合、ロバート・ウォルターズから連絡があります。早ければ翌営業日には連絡があると思います。
電話番号を登録した場合、電話がかかってきます。私の場合は勤務時間中で電話には出られなかったですが、留守電にメッセージが残されていました。もちろん英語です。
メールでも、「今後のキャリアの希望などについて詳しく伺いたいのですが、オフィスに来ていただくことは可能ですか」(原文はもちろん英語)という感じで連絡がありました。
オフィス訪問の希望日時を伝えて、面談の予約をします。
転職相談 ステップ4 オフィスで面談
予約した日時に、渋谷にあるロバート・ウォルターズの東京オフィスへ向かいました。
受付で自分の名前と面談予定時刻、コンサルタントの名前を伝えると、個室に案内されます。
その後、担当コンサルタントがやってきて簡単に自己紹介をした後、これまでの経歴や現在の仕事について説明し、転職を考えている理由などを伝えました。
担当コンサルタントからは、今はこういう求人がありますよ、と色々と説明を受けました。ちなみに、もちろん全部英語です。
とこのような感じで15分程度経過した頃、コンサルタントが「同じチームのメンバーもお話ししたいと言っているから、ちょっとここで待っていてもらえますか」と言って部屋から出て行きました。
ロバート・ウォルターズはチーム制で業務を行なっているそうで、例えば医薬系・ライフサイエンス系だと、製薬会社を主に担当している人とか、医療機器メーカー担当、試薬メーカー担当などのように1つのチームが複数のコンサルタントから構成されており、転職が成立した場合の利益はチームでシェアする方式になっているようです。
こういうシステムだと、一人のコンサルタントが転職希望者の情報を独占することなく、転職希望者も様々な求人情報を教えてもらえるのでいいですね。
しばらく待っていると、別のコンサルタントがやってきて、簡単に自己紹介し、そのコンサルタントが担当している求人についていくつか説明してくれました。
これで終わりかな、と思っていたら「他にもお話したいと言っている人がいるので、呼んできます」と部屋を出て行きました。
やがて3人目のコンサルタントがやってきて、同様に求人の紹介。
そして、まだお話したい人がいるとのことで、引き続き部屋で待ちます。あと何名の方と話すんだろう???と思いつつ待ちます。
その後、4人目、5人目と続きました。
最終的には、確か6名のコンサルタントと面談したと思います。1名だけ日本人の方で日本語でお話しましたが、あとはずっと英語。全部で1時間程度でしたが、さすがに終わった時はヘトヘトになりました。
でもまあ、色々な求人情報を紹介してもらえたことで、当時の勤務先以外でもやっていけるところはたくさんありそうだと自信が持てたのは良かったです。
おまけ ペットボトルにもROBERT WALTERSのロゴがついていた
こういうオフィスに訪問すると大抵お水とかお茶を出していただくことが多いのですが、ロバート・ウォルターズでは写真のようなペットボトル入りのお水をいただきました。オリジナルのペットボトルの水を用意してるんですね。かっこいい!
あとは、面接ガイドや給与調査など、いろいろな資料が入ったバッグをいただきました。
最後に
ロバート・ウォルターズのオフィスでの転職面談の流れについて、大まかに理解していただけたのではないかと思います。
当時は他の転職エージェントも利用していて、最終的に決まった転職先は他のところ経由だったのですが、その後も時々「こんな求人があるけど興味ありますか」という感じで連絡をいただいています。
外資系企業はいつ何が起こるかわからないので、このように情報を入手して求人の動向を探っておくのは大事ですね。
ということで、英語が苦手な人には推奨しませんが、英語が得意で転職を考えているなら、登録しておいて損はないと思います。
コメント