求人に応募する前に、どのように貢献できるか考えよう

転職
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興味のある仕事に応募するのはいいんだけど……。

ポスドクA
ポスドクA

この仕事面白そうかも、あ、こっちもやってみたい。応募してみようかな。

うさえ
うさえ

良さそうな求人情報があった?どのように貢献できるか考えた?

ポスドクA
ポスドクA

貢献……。えっと、それは、その……。

うさえ
うさえ

採用する会社側は、「この人はちゃんとうちの会社に貢献してくれるのかな」って考えながら応募書類に目を通したり、面接をしているよ。

「自分がやりたいこと」だけでは不十分?

実は私、入社から数年後にマネジャーになったので、自分のチームメンバーを採用するという業務もしていました。

その時に感じたのが、応募書類とか面接で、「こういうことがしたいです」みたいなことを言う人はいても、「このように御社に貢献できます」ということを話す人がいないなー、ということでした。

つまり、「自分のやりたいこと」は説明してくれるんだけど、「自分を採用すると会社にとってこんなにプラスですよ」という視点から説明してくれる人が少ないんです。

ちょっと考えてみてほしいんだけど、会社って、ボランティアで社員を雇用しているわけじゃないんですよ。

価値のある製品やサービスをお客様に提供して売り上げを上げて、会社を成長させなくちゃいけない。

もちろん従業員への給与その他、上場していたら株主への還元も考える必要がある。だから直接的でも間接的でも、会社の業績向上に貢献してくれる人が欲しいのです。

そのために自分はこういうことで貢献できます、って一言でも言ってくれたら、この人を採用するメリットがあるかもって思えるんですけどね。

「貢献できること」は、ひとまずこのように考えてみる

「どのように貢献できるか」といっても、そんなに難しく考える必要ないんですよ。

まず、求人情報の業務内容や必要とされる要件などを、ポスドクは研究以外に何ができる?でリストにしたこれまでの経験や知識と比べてみましょう。

少しでも関連性があって何か活かせそうなことがあれば、

「以前の研究室で—という経験をしたことがあるので、この業務の・・・に活かすことができると考えています。これにより、御社の売り上げの増加に間接的に貢献したいです。」

とかそんな感じで説明するだけでもいいと思うんですけどね、自分がやりたいことばかり言う人よりも。

最後に

もちろん、何かやりたいことがあるって素晴らしいことだと思うんですけど、それプラスどのように貢献できるかという視点で考えて、自分の言葉で説明できるともっといいんじゃないかな、と思います。

「この人にうちの会社に来て欲しい」と採用担当者に思ってもらえると内定はもうすぐそこですよ。

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