どこで求人情報を探せばいいの?
ポスドクA
うーん……。
うさえ
何を見ているの?
ポスドクA
転職サイトを見てるんだけど、あまり研究用試薬や機器メーカーの求人情報が無いんだよ。
うさえ
どれどれ……。あー、一般的な転職サイトに求人募集を出しているメーカーは少ないかも。
ポスドクA
そうなんだ。じゃあ、どこで探せばいいのかな?
うさえ
私が使ったところを教えてあげるよ。
求人情報を探すのにオススメの方法
というわけで、研究用試薬・機器メーカーの求人情報をどこで探せばいいのか、いくつかご紹介します。
- メーカーのウェブサイト
- メーカーのウェブサイトに採用情報ページがあることが多いので、そこで求人情報を確認し、自分で応募する。
- 私は2社、メーカーの採用情報を見て応募したことがあります。1社はすぐに連絡が来て、面接へと進みました。その時の人事の方は、「転職エージェントがよく『いい人がいますがどうですか』って紹介しに来るんだけど、イマイチなことが多いんだよね〜。」みたいなことを言ってました。本当かなぁ、紹介料(年収の3割程度らしい)を払いたくないだけじゃないのって気もしましたが。
- 別の1社は、応募後何も連絡がありませんでした……。こういうこともありますが、気にしない、気にしない。会社は他にもたくさんあります。
- JREC-IN
- JREC-INといえば、大学の公募が多く掲示されているけど、ほとんどこれって出来レースじゃないのって思って見てしまうのではないでしょうか。でも、企業の求人情報もあり、よーく探すと、有名なメーカーが求人情報を出していることがあります。
- ちなみに1回目の転職の時、私はここで4社ほど応募し、その中の1社が最初の転職先でした。
- 転職エージェント
- 日系、外資系、大きなところから小さなところまで様々な転職エージェントがあります。中には、事業会社での経験がないとか、そのエージェントが持っている求人情報に合う条件でなければ登録をお断りされてしまうこともあるかもしれません。ちなみに、今はポスドク対象のエージェントもあるようですよ(私は利用したことがありませんが…)。
- リクルートエージェント
- 私が最初の転職の時に登録したのは、国内大手の1つ、リクルートエージェントでした。事業会社での就業経験はないけど、TOEICが900点台、海外留学経験あり、というプロフィールが、「上手いこと転職先が決まれば利益になる」対象だと思われたんだろうな……。この当時は、研究用試薬・機器メーカーの求人紹介は少なく、製薬会社の求人紹介が多かった気がします。2回目の転職の際もリクルートエージェントに登録しましたが、この時は、「以前よりも研究用試薬・機器メーカーの求人が多いな〜」と思いました。
- ロバート・ウォルターズ(Robert Walters)
- 2回目の転職の時は、外資系転職エージェントにも登録しました。外資系大手の1つ、ロバート・ウォルターズです。研究用試薬・機器メーカーは外資系企業が多いということもあり、非公開の求人情報がたくさんありました。英語に自信があるなら登録してみるといいでしょう。
- LinkedIn
- 2回目の転職の時は、LinkedInも使いました。プロフィールをちゃんと記入しておくと、興味を持ってくれた人(会社の採用担当者や転職エージェント)がコンタクトしてきますよ。ここで連絡してきた、ある外資系転職エージェントの紹介で2回目の転職先が決まりました。
ロバート・ウォルターズでの転職面談体験記をまとめてみましたので、こちらもご覧ください。
転職面談体験記 その1 ロバート・ウォルターズ
外資系転職エージェントのロバート・ウォルターズにおける転職面談を実際に経験した時のことをまとめました。 外資系の転職エージェントってどんな感じなんだろう、と不安なことがありますよね。 でも、事前にこの記事を読んで心の準備をしておけば大丈夫。
こんな方法もあるよ
私は試したことはありませんが、私の知人(研究用試薬業界の経験あり)には、求人情報がなくても、入社したい企業に直接自分でコンタクトし、入社できた、という人がいます。事業会社での勤務経験がないポスドクだと難しいと思いますが、経験を積んだ後なら、こういう方法もあると覚えておくといいかもしれませんね。
また、最近はリファラル採用という方法を使う企業も増えてきています。これは、その企業の社員が自分の友人、知人を会社に紹介・推薦するという方法です。興味のある会社で働いている知り合いがいたら、聞いてみるといいかもしれませんよ。
最後に
このように、求人情報を探す方法はいろいろあります。研究用試薬・機器メーカーに転職したいと思ったら、ぜひ調べてみてください。参考になれば幸いです。
ポスドクから民間企業に転職したいと思ったら読んでみてに戻る場合はこちらからどうぞ。
ポスドクから民間企業に転職したいと思ったら読んでみよう
今はポスドクや大学教員として研究してるけど、研究を辞めて企業へ転職したいと考えている人へ、私の体験談などのまとめ記事です。
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